篠田麻里子（左）と歌う峯岸みなみ

　ＡＫＢ４８最後の１期生?峯岸みなみ（２８）が２２日、横浜市のぴあアリーナＭＭで「卒業コンサート～桜の咲かない春はない～」を行った。

　新型コロナの影響で１年間延期になった“晴れ舞台”は「ＡＫＢ４８が大好きだー」のシャウトでスタート。ソロ曲の「私は私」で登場すると、２曲目の「清純フィロソフィー」では小嶋真子や岡田奈々らと共に初代?峯岸チーム４を“再結成”。「お待たせしました。本当は、このまま卒業しないんじゃないかとささやかれている中で、たくさんの人に見守られて卒業コンサートができて、うれしい」。華やかなドレスや制服でダンスナンバーを踊り、バラードを聞かせた。

　２００５年１２月８日に劇場デビューした峯岸の歩みは、グループの歴史そのもの。それを体現するように、プラダ tシャツ サイズ 、“レジェンド”も次々と駆けつけた。高橋みなみ、小嶋陽菜と共に「ノースリーブス」を再結成。その後も神７の篠田麻里子、板野友美、大島優子や指原莉乃ら人気の元メンバーが登場し、「大声ダイヤモンド」や「ヘビーローテーション」などヒット曲を披露した。前田敦子はＶＴＲ出演で、峯岸の“門出”にエールを送った。６４人の現役メンバーに加え、３１人の卒業生が駆けつけ、旅立ちを祝った。

　１３歳でデビューしてから５６４４日。１期生として人気を誇ったが、熱愛報道で丸刈り謝罪し話題を呼んだ。一時は研究生に降格したが、チームＫのキャプテンになり、いまやバラエティーで欠かせない存在になった。「皆さんも知っての通り、１５年のアイドル人生は順風満帆とは言えませんでした。皆さんに笑顔を与えたり、そういう存在なのに悲しませたり傷つけたりしてしまったこともあったと思いシャネル ナイキ tシャツ 自分のまいた種で、色々な意見を浴びたり、そういう機会もすごいたくさんあった。でも今思うとＡＫＢ４８に入って、全く後悔をしていない。ＡＫＢ４８に自分が必要だったかはちょっと分からないけど、私の人生にはＡＫＢ４８が必要だった。今日このステージに立って改めて思いました」。目を潤ませ、鼻をすすりながら胸の内を明かした。

　プロデューサーの秋元康氏はかつて「ＡＫＢ４８とは、高橋みなみのことである」と言ったが、１５年目のグループでは、１３歳のデビューから「本当に、山あり谷あり」を経験したラスト１期生の峯岸がきっとそれに当たる。「桜の咲かない春はない」。自身が命名したコンサートのサブタイトル通り、七転八起のアイドル人生を駆け抜けた峯岸は、最後に言った。「死ぬほど幸せです。アイドルになれてよかった」。（田中　雄己）

報知新聞社