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初めてのトップリーグ入れ替え戦に敗れ、スタンドへあいさつする釜石の選手たち
◆ラグビー トップリーグ入れ替え戦 釜石SW11-6クボタ(14日、埼玉・熊谷ラグビー場)
TLまであと1勝、届かなかった。それでも釜石フィフティーンの目に、涙はなかった。NO8須田康夫主将(31)は「チームとして成長できた一年だった。もっと執着心を出して戦えば(TLまで)届かない距離ではないと思う」。TL勢と公式戦で初めて対決し、悔しさを上回る大きな自信を得ていた。
2季前のトップイーストで0―75と大敗したクボタを相手に、序盤は互角の戦いを見せた。前半9分に敵陣ゴール前中央のラックから左に展開しFB沼田がトライ。前半を5―13で折り返した。しかし風下となった後半は自陣での戦いを強いられ、反撃の芽を摘まれた。
練習で左足首を捻挫して欠場した現役最年長43歳の元日本代表ロック伊藤剛臣は「TLとの差は縮まっているが、一つのミスが命取りになる」とプレーの精度を課題に挙げた。自身の進退を問われ「いけるところまでいく。死ぬまでやるんじゃないですか」と現役続行を宣言。「我々は一歩一歩階段を上っている途中ですから」。“北の鉄人”は、完全復活へ再びスタートを切る。(勝田 成紀)