[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
鹿島の元監督で、ブラジルのパルメイラスを率いるオズワルド・オリベイラ氏(64)が9日、地元テレビ番組でサッカー日本代表の監督に就任する可能性を問われ「とても誇らしく喜ばしい話だが、実現は難しい」と否定した。日本協会は、解任したアギーレ氏の後任監督を探している。
2007年から鹿島をリーグ3連覇に導いたオリベイラ氏は「当時は自然の成り行きで期待もしていたが、結局は代表監督になれずに落胆した。今は難しい」と述べた。日本代表が欧州サッカーへ傾倒しているとして、他のブラジル人監督が就任する可能性も低いとの見方を示した。
スタンドの応援団に向かって喜ぶ帝京大フィフティーン
前半10分、トライを決めた帝京大・松田(右はNEC・田村)
◆第52回ラグビー日本選手権第1日 ▽1回戦 帝京大31―25NEC(8日、東京・秩父宮)
学生最強軍団がトップリーグ(TL)の壁を破った。大学選手権で前人未到の6連覇を果たした帝京大が、ワイルドカードを勝ち上がったTL10位のNECを31―25で破る大金星を挙げた。大学生がTL勢を破るのは、05年度に早大がトヨタ自動車に勝って以来9大会ぶり2度目。前半を17―17で折り返し、20―20の後半20分にPGで勝ち越し。同35分に1年生ウイング尾崎晟也(せいや)のトライで勝負を決めた。15日の2回戦で、TL3位の東芝に挑む。
ロスタイムのPGで帝京大SO松田が右足を振り抜いた直後、待ちわびた試合終了の笛が響いた。深紅のジャージーの選手たちが顔をくしゃくしゃにして抱き合う。大学選手権6連覇達成でもなかった光景。166センチ、73キロのSH流主将は「目標の打倒TLを達成できてうれしい。充実した楽しい80分間だった」と童顔をほころばせた。
追いつ追われつのシーソーゲームこそ、歴史的勝利への方程式だった。前半6分に先制されたが、流は「最初に体を当てた感触で『全然いける』と思った」。勝ち越した直後の後半23分に追いつかれても「ここが自分たちの楽しい時間だ」と声を掛け合った。岩出雅之監督(56)は「クロスゲームに持ち込めば持ち込むほど我々のエネルギーがさく裂する。シナリオ通り」と明かした。
近年のTLはニュージーランド、オーストラリアなど強豪国の代表で活躍するトップ選手や指導者が多数参戦。リーグのレベルも向上し、早大がトヨタ自動車を下した05年度以降、大学との実力差は開く一方だった。無敵の大学王者が「打倒TL」を掲げたのは2年前。サントリーやTL王者パナソニックなどと合同練習を重ねた。今季はOBでパナソニックのコーチも務める相馬朋和FWコーチ(37)が就任。NEC対策も助言した相馬コーチは「パナでうまくいっていることは、ほとんど帝京に持ち込んだ」と言い、フッカー坂手は「スクラムでヒットした瞬間もブレなくなった」と絶対の自信を得ていた
来季はW杯イングランド大会、日本が新規参入するスーパーラグビーの開幕が重なり、日本選手権が現行方式で開催されるかは不透明だ。日本協会の矢部達三専務理事(71)は19年W杯日本大会に向け「TLの一角を破ったのはいいこと」と評価したが、来季の選手権への学生の出場機会は保証されていない。
流は「もしなくなるのであれば、最後に学生でTLに勝ったのが自分たちになる。それもモチベーションだった」と打ち明けた。2回戦は日本選手権6度の優勝を誇る東芝に挑む。「チャンスはあると思う」。大学ラグビーの歴史に再び新たな歴史を刻む。(勝田 成紀)
◆帝京大ラグビー部 1970年創部。グラウンドは東京・日野市。部員数142人。78年に関東対抗戦に加盟し、優勝5度(08、11~14年)。大学選手権は83年に初出場し、08年度に準優勝、09年度から6連覇中。主なOBは、日本代表のフッカー堀江翔太(パナソニック)、フランカーのツイ・ヘンドリック(サントリー)ら。
第2クール最終日、藤浪に“春雷”が落ちた。すべての練習メニューを終え、宜野座ドームでノックバットを手にネットに向かって飛球を打っていると、中西投手コーチから「邪魔や! あっちへ行け!」とひとにらみ。
するとボールを地面に置いて、バットをゴルフクラブのように持つと、何とアプローチのような練習を始めてしまった。オフのコンペで優勝するほどのセンスの持ち主とはいえ、回りは練習中…。これには中西コーチも「ちょっとこい!」と目をギョロリ。藤浪は膝をついて、ごめんなさい? 先生に説教を受けるとやんちゃな生徒のようだった。 (澄)
日本ハム・石井裕也投手(33)が沖縄・名護市内の病院でMRI(磁気共鳴画像装置)による検査を受け、右下腿ヒラメ筋の筋挫傷の診断。復帰までは約1カ月の見込み。
米大リーグ、ロイヤルズからフリーエージェント(FA)になったジェームズ・シールズ投手(33)が、パドレスと総額約7500万ドル(約89億2500万円)の4年契約で合意したと9日、スポーツ専門局ESPN(電子版)が伝えた。
シールズは、7年総額2億1000万ドルでナショナルズ入りしたマックス・シャーザー投手と並ぶ今オフのFA市場の目玉だった。昨季は34試合に先発して8年連続2桁となる14勝(8敗)を挙げ、青木宣親外野手(現ジャイアンツ)らとともにロイヤルズの29年ぶりのワールドシリーズ進出に貢献した。通算成績は286試合で114勝90敗、防御率3・72。