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日本サッカー協会は9日、東京都内で常務理事会を開き、八百長関与疑惑によるハビエル・アギーレ氏の日本代表監督解任問題の対応で、大仁邦弥会長ら関係者の処分を12日の理事会に諮る方針を確認した。複数の関係者によると、会長の進退問題に及ぶ公算は低いとみられる。
大仁会長は常務理事会では、具体的な処分内容について議題に上げなかった。一連の騒動を受けて監督解任を発表した3日に「責任を感じている」として、自らを含む幹部らの処分を理事会に諮る考えを示していた。原博実専務理事や霜田正浩強化担当技術委員長も対象になる可能性がある。
常務理事会では解任に至る経緯の説明はあったが、霜田委員長が陣頭指揮を執る後任監督人事は議題に出なかった。(共同)