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<日本ハム紅白戦:紅組-白組>◇9日◇沖縄・名護
日本ハム大谷翔平投手(20)が紅白戦に初登板する。紅組の2番手で2イニングを投げる予定。
【紅】中村、大谷、鍵谷(予定)
【白】浦野、上沢、榎下(予定)
<紅組スタメン>
1(三)西川
2(遊)中島
3(中)谷口
4(一)中田
5(左)ハーミッダ
6(右)石川慎
7(二)杉谷
8(指)浅間
9(捕)石川亮
<白組スタメン>
1(右)岡
2(二)田中賢
3(中)陽岱鋼
4(指)レアード
5(捕)近藤
6(一)佐藤
7(左)北
8(三)飯山
9(遊)渡辺
10(指)大嶋
日本ハム斎藤佑樹投手(26)が今季初登板から一夜明けた9日、さわやかな笑顔で球場入りした。
前日8日に沖縄・名護キャンプで紅白戦に先発し、2回2安打1失点(自責0)だった。「(右肩は)問題ないです。やっぱり緊張感はありましたね」と、振り返った。投球内容を収録したビデオもあるため「時間あれば、見たいですね」と次回登板へ向けて準備を進めていく。
大相撲・陸奥親方(55=元大関霧島)がオリックスの宮崎キャンプを訪問。親交深い1学年下の森脇浩司監督が笑顔で歓迎。
「平成元年(89年)の九州場所で知り合って意気投合した。なるべくして大関になった尊敬できる存在」。
打撃投手を務めた野間口
右肘手術からの復活を目指す巨人・野間口貴彦投手(31)が8日、今季初めてフリー打撃に登板した。昨年11月の侍ジャパン21Uとの強化試合以来の打者への投球で、52球中安打性を5本に抑えるなど、3年ぶりの1軍登板へ好スタートを切った。
中日から加入した吉川と育成の青山を相手に直球のみ52球。微妙に動く直球を2人はなかなか前に飛ばすことができなかった。木村2軍投手コーチは「(右腕の)テイクバックが小さくなって制球が良くなった」と評価。球を受けた育成ドラフト3位の田中貴も「軽く投げているのに、キレがすごかった」と目を丸くした。
それでも野間口は「まだマウンドに立っただけです。とりあえず(目標は)支配下。まずはそこを目指していきたい」と冷静に先を見据えた。
野球の独立リーグ、ルートインBCリーグの石川は8日、米大リーグの最年長本塁打記録を持ち、かつてロッテでも活躍したフリオ・フランコ内野手(56)が選手兼任監督に就任すると発表した。一時引退していたが昨年、米独立リーグでコーチ兼任として現役復帰。今度は再び日本で、56歳でのプレーを決断した。
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あのフランコが日本に帰ってくる。しかも、56歳でプレーすることが明らかになった。
「野球にストイックだと聞いているし、56歳でプレーする生きた見本として選手、ファンに体感してもらいたい」
フランコの選手兼任監督の就任を発表した石川の端保球団社長は、期待を込めた。昨季は元日本ハムの木田優夫氏らが所属していたが、退団。球団は新戦力のビッグネームを探していたという。
ドミニカ共和国出身のフランコは1982年に大リーグにデビュー。91年にはア・リーグ首位打者に輝き、2007年に48歳で本塁打を放ち、最年長本塁打記録を更新した。メジャー通算成績は2586安打で打率・298、173本塁打、1194打点。36歳で来日した95年と98年にはロッテでプレーし、ともにベストナインを受賞した。
56歳の現役。ちなみに大リーグでは65年に59歳で登板したアスレチックスのサチェル・ペイジが最年長出場で、日本では昨季、中日・山本昌が記録した49歳が最年長だ。
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球団の取締役を務める元近鉄でサンケイスポーツ野球評論家の佐野慈紀氏(46)も自身のブログで「ロッテ時代に何度か対戦しましたし、彼こそ本物のプロフェッショナル」と喜びをつづった。10日に記者会見が開かれるが、フランコは出席しない予定。
BCリーグ2007年に発足したプロ野球の独立リーグ。ベースボール・チャレンジリーグの略称。北陸・信越地方などを活動地域とし、群馬、新潟、長野、富山、石川、福井の各県6球団が在籍。今春から埼玉、福島両県の球団が参入する。
フリオ・フランコ(Julio Franco)
1958年8月23日生まれ、56歳。ドミニカ共和国出身。82年にフィリーズでメジャーデビューし、レンジャーズ時代の91年には首位打者を獲得。95、98年にはロッテでプレーした。メッツ時代の2007年に48歳で本塁打を放ち、メジャー最年長記録を更新。08年に現役引退したが、昨季米独立リーグで現役復帰した。1メートル85、95キロ。右投げ右打ち。